23区「ごみ発電」3万戸分 夏のピーク時 売電量増

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062890135426.html
東京23区内の清掃工場が今夏、「ごみ発電」を強化する。電力不足が予想される平日昼間のピーク時に発電を増やすなどして、売電量を最大で9.6万キロワットと当初の計画よりも倍近くに増やし、一般家庭で3万世帯分に当たる電力を供給。夏を乗り切る一助とする考えだ。 (内田淳二)

 「普段は幅をもたせて発電しているので、焼却量の調整で発電量を増やすことができます」。葛飾水元にある葛飾清掃工場。大型の発電機を前に、山根修一工場長(55)はそう解説する。