カニ殻からガラスに代わる素材

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111122-OYT1T00745.htm

カニやエビの殻から、折ったり丸めたり自在にできる透明で極めて薄い膜状の素材を作ることに、京都大生存圏研究所の矢野浩之教授らが成功した。

 極薄のディスプレーの表面材料を実現できる技術で、近く英国の材料専門誌に発表する。

 カニなど甲殻類の殻は、高分子繊維・キチンが塊のように集まり、それをたんぱく質と炭酸カルシウムががっちり固めているため、強いのが特長。