太陽光→電気の変換効率アップ

http://www.asahi.com/business/update/1104/OSK201111040140.html

シャープは4日、研究中の化合物型太陽電池で、光から電気への変換効率36.9%を達成したと発表した。レンズや鏡で光を集めるタイプを除くと、同社が2009年に出した35.8%を更新して、世界最高の変換効率という。14〜15年をめどに、人工衛星向けなどに実用化する計画だ。

 化合物型は、光を吸収する層に複数の元素を混ぜた材料を使う。一般的なシリコン型に比べて高価だが、効率は高い。シャープは09年と同じ構造の太陽電池で材料を工夫し、効率を高めた。