東京・昭島市 震災で不動産価格が高騰

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/spa-20110622-05/1.htm
<分譲戸建て・マンションマーケティングのプロが分析する「ポスト震災パラダイム」>

 浦安などで発生した液状化被害は、不動産購入を検討中の顧客に大きなインパクトを与えた。こうした不動産に対する選好を見る指標として分譲戸建ての契約率があり、これが震災の前後で大きく変動していると、アトラクターズ・ラボ社のシニアコンサルタント松沢博氏は指摘する。

「弊社で集めているデータによると、首都圏での震災前の契約率は通常40%前後でした。それが千葉県では震災前の2月には60%で絶好調と呼べるものでしたが、4月には17%へ激減。対照的に東京の多摩地域は38%から58%へ跳ね上がっています」