大英図書館とGoogleが提携、25万冊の蔵書をすべてデジタル化

http://www.rbbtoday.com/article/2011/06/21/78136.html

 大英図書館British Library)と米グーグルは20日、同館のコレクションである25万冊の書籍を、デジタル化するために提携したことを発表した。デジタル化された電子書籍は、順次「Googleブックス」と同館のサイトで無料公開される。

 書籍は、著作権が消失した物を中心に大英図書館によって選ばれて、Googleによって数年をかけてデジタル化される。総計4000万ページにもおよび、1700年から1870年までの、フランス革命産業革命クリミア戦争、鉄道や電話の発明、そして奴隷制度の終わりといった膨大な範囲が対象だという。これは大英図書館とグーグルが掲げる、誰もが書籍にアクセスできる「2020 Vision」に基づく計画とのこと。なお経費はグーグルがすべて負担する。グーグルはすでに40以上の世界の図書館と提携を行っている。