校舎使用不能は169校 被災3県の小中高校

http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051601000088.html
東日本大震災で破損するなどして当面使えない校舎のある公立や県立の小中高校が、岩手、宮城、福島の3県で169校に上ることが16日、各県教育委員会への取材で分かった。145校は近隣の学校に間借りしたり、廃校を活用するなどして授業を再開。一方、福島第1原発事故の影響で、福島県の24校が再開できていない状況だ。

 各県教委によると、最も多いのは福島県の88校。次いで宮城県の55校で、岩手県は26校だった。

 仙台市の市立南光台小学校は、校舎の柱や壁がひび割れ、校庭は地割れが起きて使用不可能になった。全校児童が765人と多く、4月18日から近くにある二つの中学校と児童館、コミュニティーセンターの4カ所に分散して授業をしている。





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