「一番強い気持ちがあるから、ゴールになる」中村俊輔が言ったカズゴールの理由

昨日3/29(火)に東日本大震災の復興支援を目的としたサッカーの慈善試合、日本代表―Jリーグ選抜がありました。
スポーツイベントなどの開催にいろいろな意見のある中
開催されたゲームでしたが、見た人やその他、いろんな意味で
感動したのではないでしょうか?
私的には、日本代表と同じピッチに三浦知良選手が
たっているだけで感動しましたが、結果はそれ以上でした。

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「一番強い気持ちがあるから、ゴールになる」中村俊輔が言ったカズゴールの理由
http://masujimareport.cocolog-nifty.com/blog2/2011/03/post-da0f.html
前日、「あすはカズダンスを披露したいところですね」とメディアに聞かれ、一瞬、答えに詰まった。そして、「色々な意見はあるでしょうが、やってもいいと思います。そうやって明るい気持ちを伝えることができるならば」と、慎重に言葉を選びながらも「公約」をしていた。かかとに、「力をひとつに」と縫いこまれたこの試合のための特注スパイクで刻んだステップには、感情が込められ、最後に、高々とあげた手には喪章がついている。J選抜ではただ一人J2から選出された44歳は、「絶対に諦めない」という強いメッセージをボールに込め「全員の気持ちがこもったゴールです」と言った。

 震災後、サッカー界のリーダーは発言を控えた。どんな言葉がこの事態を、自分の気持ちを表現できるのか長い時間考え、それでも「表現する言葉がまだ見つからない」と率直だった。J選抜の代表に選ばれた際も、「サッカーをすることが、チャリティマッチでプレーすることで気持ちが本当に届くのか不安だ」とも口にした。被災者、被災地への言葉はやはりこの日も見つかってはいなかったが、改めて、百戦錬磨のフットボーラーはサッカーの力を認識したのだろう。全力でボールを追う姿、前を向くこと、ゴールを狙い続ける気持ちがゴールを生むこと、カズのプレーがメッセージそのものだった。