どこまで信用できるか ネット通販のお取り寄せ

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-000134468/1.htm

ネット商売はやっぱりアテにならない。クーポン共同購入サイト「グルーポン」を通じて販売されたおせち料理に「見本と実物が違いすぎる!」「元日までに商品が届かなかった」などと苦情が殺到した問題が波紋を広げている。

“インチキおせち”を定価の半額の1万円で販売した横浜市の飲食店経営会社のサイトによると「広告掲載した内容と比べてボリュームが足りないことと納品の遅れは、500セットの調理と詰め込みに予想以上の時間がかかった」というのが原因らしい。この会社の代表は辞意を表明し、購入者への全額返金も約束したが、人気のグルーポンをめぐるトラブルは今回が初めてではない。

「昨年11月、コース料理の半額クーポン券(2人2800円)を165人に販売した京都の居酒屋が、割引クーポンの有効期限前に閉店して騒ぎになりました。『計画倒産じゃないのか』と利用者たちが激怒したのです。グルーポンはすぐに返金の対応をしたが、こうしたトラブルが今後も起こらないとは限りません」(ネット業界関係者)

 最近は、お取り寄せだ、ワケあり商品だ、とネットで食料品を買う人が増えているが、とんでもない悪徳業者もいるからうのみにしてはいけない。ジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。