「はやぶさ」帰還

人類初の快挙としか言いようがない、
無人探査機の「はやぶさ」が月より遠い小惑星イトカワ」に着陸して、
着陸地の砂をとって戻るという。
重大なトラブルにあいながら7年間後に帰還。
という奇跡といってもいい内容の記事がめにとまりました。
詳細は以下を見ていただきたいのですが。
http://www.yomiuri.co.jp/space/news2/20100614-OYT1T00190.htm?from=nwla
私はどうして小惑星イトカワ」を目標に設定したのかが知りたくて検索してみました。

将来の惑星探査、サンプルリターンに必要
な技術要素を実証するための工学実験衛星ということで、
将来を見据えた実験ということのようでした。

詳細は
• 月以外に太陽系の天体から直接サンプルを持ち帰ったことはない。
• 月や惑星などの大きな天体は熱的な変成を経験し
ていて太陽系の初期の情報がほとんど残っていない。
小惑星は太陽系の初期の状態をよく保存している天体だと考えられている。
小惑星からのサンプルを地球に持ち帰ることができれば、
惑星が形成されたときの材料物質の情報や、
そのときの太陽系の内縁部の状態や、小惑星そのもの情報を得ることができる。
http://whyme.geol.sci.hiroshima-u.ac.jp/~geochem/ICRR_meeting/pdf050711/abe.pdf

小惑星イトカワとは
 長さ約540メートル、幅約210メートルで、重力は地球の10万分の1。表面は長さ50メートルの岩も見られる凹凸の激しい部分と、なめらかな砂礫(されき)層部分に分かれる。主に地球と火星の間の円軌道を周回している。46億年前の太陽系誕生時、惑星に成長しきれなかった小天体と考えられている。「イトカワ」は、日本の宇宙ロケット開発の父である故・糸川英夫博士にちなんで名付けられた。